【フォーカス】九州製氷/職種別に業務マニュアル作成 指導方法の平準化狙う
2021.12.09
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
入社1年での離職は急減
九州製氷㈱(福岡県福岡市、藤林豊明代表取締役、122人)は、入社1年目の離職防止に向けて、職種別に作業マニュアルを作成し、指導方法の標準化や業務上のミス削減に取り組んだ。事務系職種のマニュアルは、若手社員が作成を担当し、一読すれば誰もが作業を完了できるような内容としている。倉庫作業などを行う現場職では、写真や動画を活用しながら、危険作業の一覧化に取り組んだ。労働条件の改善にも取り組み、年間休日は105日まで増やしたほか、昼休憩の適切な取得、年次有給休暇の取得促進などにも力を注いだ。その結果、課題だった入社1年目の離職は、ほぼゼロに。…
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令和3年12月20日第3333号15面 掲載