課題の顕在化が重要 ストレス検査で助言 中企団セミナー
2017.05.16
【安全スタッフ ニュース】
日本最大級の社会保険労務士団体「中小企業福祉事業団」は4月14日、社会保険労務士を対象に、「-働き方改革の実践に活かせる-ストレスチェック制度を活用した職場環境改善手法」に関するセミナーを開催した=写真。
講師を務めたのは、外部機関で5万人以上のストレスチェック実施に携わってきた特定社会保険労務士の戸國大介さん。ストレスチェック制度初年度を振り返り、次年度への課題と方向性について論じた。
初年度は、出遅れや人事部門の負担などの要因から、実施後の結果が現場へ生かされず、リスクに気が付くきっかけのみを提供するに留まった事例が多かったと指摘。分析データから課題を顕在化させることが重要とアドバイスした。
平成29年5月15日 第2282号] 掲載