除雪機の巻き込まれ事故に注意 昨年は過去10年間で最多 経産省

2022.01.14 【安全スタッフ ニュース】
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 経済産業省と消費者庁では除雪機による死亡・重傷事故への注意を呼び掛けている。昨年度は全国で除雪機による死亡事故が7件、重傷事故が5件発生。豪雪や大寒波の影響で、過去10年間で最も多い件数となった。多くは60歳以上の高年齢者が被災したもので、後進し続けた除雪機と障害物の間に挟まれる、安全装置のクラッチレバーを固定したまま使用して回転刃に挟まれるなどの事故が起こっている。

 安全装置には、使用者が操作ハンドルから手を離すと自動的に回転塗装工が停止するデッドマンクラッチや、使用者と除雪機が離れるとエンジンが停止する緊急停止クリップ、押すとクラッチが切れる緊急停止バーなどがあり、絶対に無効化して使用しないこととしている。除雪作業の担い手が減少するなかで、作業に慣れない人が除雪機を使用する機会も少なくないとして、使用上の注意を守って取り扱うよう促している。

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