【賃金調査】経団連・東京経協 21年3月卒初任給調査/大卒・事務系 横ばいの21.9万円 「据置き」が7割に上昇
2022.01.07
【労働新聞 賃金調査】
技術系水準を下回る
経団連と東京経営者協会が実施した2021年3月卒の決定初任給調査によると、大学卒・事務系は21万9402円、技術系は22万438円だった。3年ぶりに技術系の水準が事務系を逆転している。引上げ率は、順に0.40%、0.51%となり、前年結果を下回った。事務系について産業別の水準をみると、土木建設業22万7962円、卸売・小売業22万2786円、サービス業22万2615円、機械器具21万5339円などとなっている。初任給を引き上げた企業の割合は29.9%で、2014年以来7年ぶりに3割を割り込んだ。据え置いた企業の割合は、前年の57.4%から69.6%に上昇している。…
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令和4年1月17日第3336号8,9面 掲載