労働移動支援を強化 民間部門での分配促進へ 厚労省・3年度補正予算成立
2022.01.21
【労働新聞 ニュース】
令和3年度の厚生労働省補正予算案が昨年の臨時国会で成立した。民間部門の分配強化に向けた強力な支援を実施するとして、最低賃金の引上げを援助する業務改善助成金の拡充、コロナ禍での非正規雇用労働者に対する労働移動の促進、良質なテレワークの定着促進などの対策を進めるとしている。
非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを目的として、正社員化や処遇改善を行う事業主を援助するキャリアアップ助成金では、基本給の賃金規定を増額改定した場合に助成する「賃金規定等改定コース」を拡充する。
一部の非正規雇用労働者に対して行った増額改定でも、…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和4年1月24日第3337号1面 掲載