【特集2】無人化施工で訓練会を開催 遠隔操作の感覚学ぶ/㈱熊谷組
2022.02.10
【安全スタッフ 特集】
㈱熊谷組では、災害復旧工事など危険性の高い場所で作業者の安全を確保しつつ工事を進めるため、無人化施工技術の開発に力を入れている。遠隔操作に慣れてもらおうと、定期的に無人化操作オペレーターの養成訓練を実施しており、本号では訓練会の様子をレポートする。参加したオペレーターは、バックホウと不整地運搬車の遠隔操作を体験して感覚を掴んだ。
危険の高い復旧工事で活躍
台風や豪雨、地震による土砂崩壊などの被害を受けた場所では、復旧作業中の二次災害の危険性が高まる。厳しい状況下で工事に携わる作業員の安全を守るため、熊谷組では運転席の外から重機を遠隔操作する無人化施工技術を開発。熊本・阿蘇大橋地区の復旧現場などでその成果を発揮してきた。
現在は技術開発をさらに進める一方で、…
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2022年2月15日第2396号 掲載