作業構台の点検怠った元請送検 向島労基署
2022.02.18
【労働新聞 ニュース】
東京・向島労働基準監督署(釜賀由美署長)は、作業構台を補強する水平つなぎなどの取付け状態の点検を怠ったとして、建設業者と同社現場責任者を、労働安全衛生法第31条(注文者の講ずべき措置)違反の疑いで東京地検に書類送検した。昨年4月、同社が元請である東京都墨田区の病院新築工事で、作業構台が崩れ、下請の労働者が死亡する災害があった。
作業構台の高さは4.3メートルで、5階床上に設置されていた。鉄筋組立業者が鉄筋材を仮置きした重みで崩壊。台上にいた設備工事業者の労働者が墜落し、…
【令和4年1月17日送検】
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令和4年2月21日第3341号4面 掲載