187事業場で労基法違反が発覚 過重労働解消へ重点監督 長野労働局

2022.02.22 【安全スタッフ ニュース】
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 長野労働局は、令和3年11月に実施した「過重労働解消キャンペーン」における重点監督の結果をまとめた。監督指導を行った246事業場のうち、187事業場(違反率76%)で違法な時間外労働などの労働基準関係法令違反が発覚している。

 違反が認められた187事業場のうち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者で、時間外労働などが1カ月80時間を超えるケースは32事業場だった。このうち、100時間を超えていたのは19事業場で、200時間を超えていたのは2事業場だった。また、過重労働による健康障害防止措置の未実施は41事業場でみられた。

 過重労働による健康障害防止措置が不十分なため改善を指示した事業場は113事業場、労働時間の把握が不適正で指導した事業場も42事業場に上っている。

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