【トピックス】大規模道路工事現場をパトロール ベテランがアドバイス 重機作業での災害防止図る/仙台建設労務管理研究会顧問会
2022.02.25
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
仙台建設労務管理研究会顧問会(新庄秀克会長)は1月21日、小名浜道路山田工事(施工:五洋建設・東亜建設工業小名浜道路山田工事特定建設工事共同企業体)で拠点パトロールを実施した。顧問会メンバーによる経験豊かなベテランの目で、現場をチェックし災害防止へアドバイスをするのが活動の目的だ。今回のパトロールでは、総延長2446mの大規模な自動車専用道路工事現場を視察。山間部にある同現場では、擁壁工事や橋台の型枠組み立て工事などで重機による作業や高所作業で危険な箇所はないか確認をした。
ベテランの豊富な知識と経験を労働災害防止に役立てようと、60歳以上の安全衛生担当者で構成されている仙台建設労務管理研究会顧問会。結成から今年で8年目を迎えるが、毎年5~6箇所の建設現場のパトロールを行うなど精力的に活動を行っている。1月21日には福島県いわき市にある小名浜道路山田工事で拠点パトロールを実施した。同工事は、小名浜道路添野IC(仮称)~山田IC(仮称)間の土工工事、橋梁下部工工事などを行っている。総延長は2446mで現場は山間部にあり、施工エリアは広範囲に及ぶ。橋梁下部工16基、カルバートボックス(地中に埋設されるコンクリート構造物で地下道などに利用される)11カ所などもある大規模な自動車専用道路の工事現場だ。現在はJV職員14人、作業員約100人が働いているという。…
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2022年3月1日第2397号 掲載