無効な36協定で違法残業 実習生を代表に指名 休日労働含め月135時間も 岩国労基署・送検
2022.03.17
【労働新聞 ニュース】
山口・岩国労働基準監督署(赤尾裕一郎署長)は、ベトナム人技能実習生2人に違法な時間外・休日労働を行わせたとして、縫製業者と同社の労務管理責任者を、労働基準法第32条(労働時間)と第35条(休日)違反の疑いで山口地検岩国支部に書類送検した。時間外・休日労働は最長の実習生で月135時間に上り、そのうち15時間が2日間の休日労働による。同社から36協定の届出はあったが、内容を理解していない実習生を一方的に過半数代表に選んでおり、無効と判断した。…
【令和4年3月2日送検】
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令和4年3月21日第3345号4面 掲載