役職・賃金維持して65歳定年に ソラスト
2022.03.22
【労働新聞 ニュース】
医療事務の受託事業や介護、保育施設を運営する㈱ソラスト(東京都港区、藤河芳一代表取締役社長 CEO)は、4月から現行60歳の定年年齢を延長し、65歳まで既存の人事処遇制度を適用することを決めた。役職や賃金水準を継続するほか、退職金制度では65歳までポイント付与を続ける。
連結で約3万人いる従業員のうち、有期雇用者や嘱託再雇用者を除く約1万8000人が対象。定年到達以降は、嘱託再雇用制度を適用する。事前に4カ月前後の期間を掛けて本人と話し合い、1年契約を結ぶ。現行制度と同様、更新に一律の上限年齢は設けない。
令和4年3月21日第3345号5面 掲載