【特集2】「段差」「乱雑」「濡れ」解消しよう!転倒災害3要因 東京労働局が教育資料公開

2022.03.29 【安全スタッフ 特集】
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 東京労働局は、休業4日以上の労働災害のなかで最多を占める転倒災害を減少させるため、事業場の管理者と労働者向けの教育資料を作成した。管理面では「段差解消」「乱雑解消」「濡れ解消」の3点に着目し、職場内の転倒要因を取り除くことを予防対策として説明。行動面では、下りの傾斜や階段を降りる際の歩行のポイントなど労働者自身が知っておくべき転倒対策を解説している。

「管理面の欠陥」が背景に

労働災害の約4分の1が転倒によるもの

 休業4日以上の労働災害で最も発生件数の多い「転倒」。労災全体の約4分の1を占めるとともに、働く人の高齢化も影響して、被災者の6割以上が1カ月以上の長期休業見込となるなど、放っておけないリスクとなっている。東京労働局では、転倒災害の発生要因を分析し、事業場での職場環境や作業方法の改善につなげてもらおうと、管理者・安全担当者向け/労働者向けの教育資料を作成した。

 同労働局が実施した自主点検では、転倒要因として、つまずき・すべり・踏み外しの3つが大部分を占めた。内容を見ていくと、…

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2022年4月1日第2399号 掲載
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