7000万円超の不払いを公表 琉球大学
2022.03.30
【労働新聞 ニュース】
琉球大学は時間外・休日・深夜の割増賃金について、一部で不払いがあったと公表した。平成31年4月~令和4年2月までで、1994人に計7536万円が支払われていなかったとしている。
不払いは諸手当の一部を割増賃金の算定基礎に含めていなかったことが原因で起きた。労働基準法の適用が始まった平成16年4月の法人化以降、法律の違反状態が継続していたという。不払いの割増賃金は31年4月以降分については3月にまとめて支払う。31年3月以前については消滅時効を援用するとした。
令和4年3月28日第3346号3面 掲載