ウェブ講習が増加 DCの継続投資教育で 企業年金連合会
2022.04.12
【労働新聞 ニュース】
確定拠出年金(DC)を導入する企業の努力義務となっている継続投資教育について、ウェブを用いた方法が増えていることが企業年金連合会の令和2年度DC実態調査結果により分かった。コロナ禍を反映した結果とみられる。
継続投資教育の実施率は78.8%で、前年の75.6%から3.2ポイント増加した。実施方法は集合研修が42.9%(前年55.1%、)、社内報などの定期発行物が33.7%(同38.1%)、動画視聴が27.1%(同22.0%)、eラーニングが26.0%(同22.0%)、ウェブセミナーが21.4%(同12.9%)だった。
運用商品の平均本数は20.3本で、前年の18.9本から微増した。元本確保型商品は平均4.5本となっている。
令和4年4月11日第3348号2面 掲載