新卒者追跡調査 “相談相手”いる6割に適職意識 全求協
2022.04.13
【労働新聞 ニュース】
全国求人情報協会(鈴木孝二理事長)が2021年度の新卒者に対して入社半年後に実施した追跡調査によると、「仕事や私生活について相談する相手がいる」と回答した新卒者のうち、60.8%が適職意識(自分はこの会社に向いている)を持っていることが分かった。一方で、「ほぼ毎日残業している組織風土がある」と答えた新卒者の適職意識は、2割程度に留まっている。
入社半年後に適職意識を持てたかどうかは、勤続志向(入社した会社で働き続ける意向を持つ)の有無に大きく影響していた。適職意識を持つ新卒者は、89.1%が「勤続志向」と回答。適職意識を持たない新卒者は18.7%に留まっている。
令和4年4月11日第3348号3面 掲載