休息11時間努力義務に バス運転者で報告案 トラックでも今後議論へ 厚労省
2022.04.12
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、バス運転者の改善基準告示について報告案を示した。脳・心臓疾患に関する労災認定基準の改正や、時間外労働の上限規制をはじめとする働き方改革を踏まえ、バス運転者の1日の拘束時間、休息期間について、最大拘束時間を現行の16時間から15時間に短縮するとした。休息期間は、勤務終了後、現行「継続8時間以上」としていたものを、「継続11時間与えるよう努めることを基本」などとしている。タクシーの休息期間も同様の案で進んでいる。トラックでは、これから議論を取りまとめる予定だが、8時間の現行維持を求める使用者委員と、11時間を中心に見直し検討を訴える労働者委員で意見が割れている。…
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2022年4月15日第2400号 掲載