滑りにくい靴選びを 転倒予防のセミナー開催 東京ビルメン協会

2022.04.11 【安全スタッフ ニュース】
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 東京ビルメンテナンス協会は3月30日、「これからの転倒予防・防止」をテーマに労働安全衛生セミナーを開催した。転倒要因のひとつである「滑り」に着目した講習では、保護具メーカーが実演とともに正しい靴の選び方を解説。作業に適した靴として、900g以下、つま先が少し上がっているトゥスプリングものなど、つまずきにくい靴の例を挙げた。靴底の耐滑性では、規格認定を受けたプロテクティブスニーカーの使用を推奨した。また、自身に合ったサイズ選びが重要とし、靴ひもを締めない状態でかかとに指1本が入る程度の余裕がある、安全靴は親指付け根のくびれ部分に先芯の甲端部が来る、足の一番広い部分と靴の一番広い部分のサイズが合っているなどがポイントになるとした。

 講義では、転倒予防のための従業員教育、身体的能力のセルフチェック、身体機能低下を防ぐ体操の実践なども周知した。

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