【特集1】運転者の教育徹底し交通災害防止へ アプリ活用して運転分析/戸田建設東北支店 道路走行中の危険を疑似体験/JAF
2022.04.26
【安全スタッフ 特集】
死亡災害の原因のなかで2番目に多い、道路走行中の交通労働災害。建設業をはじめ、運輸交通業、小売業など業種を問わず、業務中に多くの事故が発生している。事故を防ぐためには、安全運転を徹底させるとともに、運転中の危険についての教育も欠かせない。今号特集1は、危険予知訓練とドライブアプリによる運転分析で交通事故を大幅に削減した戸田建設東北支店の取組みを取材した。さらに、社内の交通安全教育に役立つツールとして、JAF(日本自動車連盟)の実写版危険予知トレーニングを紹介する。
交通事故による死者は建設業が最多
令和2年に発生した死亡災害のうち、道路上での交通事故を原因とするものは全国で164人。死亡災害全体の約2割を占め、墜落・転落に次いで数が多い型の災害でもある。建設業が37人と最も多く、陸上貨物運送事業が32人、小売など第三次産業が…
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2022年5月1日第2401号 掲載