“鶴”っと転倒を防ぐリーフ配布 鶴見労基署

2022.05.11 【労働新聞 ニュース】
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 神奈川・鶴見労働基準監督署(塚田和男署長)は、管内の労働災害の4分の1を占める転倒災害を防止するため、9項目のセルフチェックを促すリーフレットを作成した(写真)。ホームページ上に掲載したほか、過去4年間に休業4日以上の転倒災害を起こした180事業場に対し、要請文とともに配布している。

 リーフレットでは、同労基署の所在地にちなみ、「“鶴”っとすべりつまずき注意! よく“見”て転倒災害防止!」をキャッチフレーズに掲げた。事業場内に掲示するなどして個々の労働者に活用してもらうため、鶴をモチーフにしたキャラクターをあしらい、目を引くデザインにまとめている。通路へ物を放置していないか、ポケットに手を入れて歩行していないかなど、全9項目をセルフチェックできるようにしている。

 同労基署は、「転倒災害は小売業など第三次産業でも多く、50歳以上が被災者の7割を占めている。本人が注意するだけでも防げる災害なので、広く周知していきたい」と話している。

令和4年5月2日第3351号3面 掲載
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