【賃金事例】横浜信金/課長以上へ7段階洗替え給 相対分布で中心化防ぐ
2022.05.19
【労働新聞 賃金事例】
標準評価の比率30%に
横浜信用金庫(神奈川県横浜市、大前茂理事長)は今年4月、課長以上に7段階の洗替え型基本給を適用する役割等級制度を導入した。標準額のウエートを一律で30%とするなど、評価の中心化を防いでいる。旧・職能資格制度では能力レベルと役職の不一致が生じていた点を改め、本部・営業店の違いなどで区分する社内職位により、等級が決まる仕組みを整備した。複雑だった評価制度は成果・行動の2本立てに集約し、絶対評価と相対評価を組み合わせて給与改定や賞与決定に用いている。…
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令和4年5月23日第3353号8,9面 掲載