前年超すベア引出し JR連合が初の取組み グループ春闘中間まとめ
2017.05.26
【労働新聞 ニュース】
中小グループ企業の17春闘を今まさに展開中のJR連合(日本鉄道労働組合連合会・松岡裕次会長)は、底上げ・格差是正の機運を盛り上げるべく、初めてとなる中間まとめを行った。グループ92単組中、妥結した52単組のうちの30組合がベースアップ回答を引き出しており、前年同時期の22単組と比べ大幅に伸びているとした。今現在交渉中(33組合)や要求状況を確認できていない単組も多いため、昨年のベア獲得組合数(38組合)を上回る可能性もある。
とりわけ人手が足りないとされる「陸運・物販・ホテル部門」が昨年のベアと同水準か上回る健闘をみせていると産別執行部では話しており、ベア回答を引き出したグループ企業全体の単純平均は527円。…
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平成29年5月22日第3113号5面 掲載