二重派遣で停止命令 建設業務へ派遣も 神奈川労働局
2017.05.24
【労働新聞 ニュース】
神奈川労働局(姉崎猛局長)は、労働者供給により違法な「二重派遣」をしていたとして、派遣元事業主の㈲結城工業(福島県いわき市)に対し、1カ月の事業停止と事業改善を命じた。
同社は、派遣元事業主7社から受け入れた労働者を、神奈川県の製造業者に送り込み、同製造業者の指揮命令下で、プラントの配管などの製缶溶接業に従事させた。期間は平成27年12月21日~28年11月30日で、延べ3282人日だった。
さらに、同社は、“個人外注”と称し、実態は労働者として使用していた8人を、同製造業者の大型発電設備の据付け工事現場に派遣し、溶接などをさせていた。…
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平成29年5月22日第3113号5面 掲載