テレワーク定着へ助言と補助金 広島県
2022.05.31
【労働新聞 ニュース】
広島県は、中小企業のテレワーク実施を支援するため、ITコーディネータなどの専門家無料派遣を開始する。導入したもののコロナ禍での臨時的な実施に留まっている企業も対象とし、時間や場所に縛られない多様な働き方としての定着を支援していく。専門家の助言を受け、必要なソフトウェアを購入する際は、経費の半額を補助する。
専門家は5~7回程度訪問し、現状とめざす働き方をヒアリングしたうえで、取組み内容を提案していく。3~4回目には必要なICT環境・制度の整備について助言。その後トライアルを実施し、結果を踏まえて、本格的な導入計画・マニュアル作成を支援する。
対象は年間で計20社を予定。補助金の上限は10万円としている。
令和4年5月30日第3354号4面 掲載