改善分獲得組合 18年超えと評価 連合・中間まとめ案
2022.05.31
【労働新聞 ニュース】
連合は、4月末までの春季生活闘争の取組み状況を踏まえ、中間まとめ案を明らかにした。ベースアップなど賃金改善分を獲得した組合数が5月6日時点で1532組合(46%)となり、最終集計までに2018年の実績を上回り、13年、14年に次ぐ結果になると見込まれることは評価できるなどとまとめている。
格差是正の取組みに関しては、中小組合の賃上げが額・率とも15年以来最も高くなり、「全体として健闘したといえる」とした。有期・短時間・契約等労働者の賃上げは一般組合員を上回っており、是正に向け「一歩前進した」としている。
6月1日開催の中央委員会で正式に確認する。
令和4年5月30日第3354号5面 掲載