【賃金事例】TOWA/60歳定年後も同水準可能に 半年単位で職務を提示
2022.06.02
【労働新聞 賃金事例】
遂行度の6段階評価踏まえ
半導体製造装置メーカーのTOWA㈱(京都府京都市、岡田博和代表取締役社長)は今年3月に再雇用制度を改定し、60歳定年後も引き続き同レベルの職務を担当する場合、同水準で処遇する仕組みへ改めた。再雇用後は半年に1回、半年間の評価に基づいて、「今後半年間の業務内容」を提示し、社内資格の昇降格を行ったうえで本人と合意を図る。別途、業務遂行レベルを6段階で判定し、月例給の改定に活用していく。定年時点では、直近3年間の評価結果に再格付けを行い、同一資格もしくは1~2ランク下位の資格として処遇することとした。旧制度で課題となっていた担当職務と賃金水準の不一致を払拭している。…
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令和4年6月6日第3355号8,9面 掲載