50歳以上45%占める 人手不足、高齢化が進む 東北運輸局・船員確保状況調査
2017.06.01
【労働新聞 ニュース】
6割の事業者が「船員不足または今後不足の見込み」と回答――東北運輸局が東北6県の内航船事業者に初めて実施した船員不足関するアンケート調査で、こんな結果が判明している。
調査は今年2月、内航船事業者80社に対して郵送形式で実施。51社から回答を得た。
51社の船員の合計数は616人。内訳をみると、50歳以上60歳未満が最も多い層となっており166人に上る。60歳以上70歳未満が101人、70歳以上が9人で、50歳以上の割合が44.8%と高率だった。反対に、30歳未満の若年層の割合は17.7%にとどまっており、高齢化が進んでいることが明らかとなった。
船員の不足感について尋ねると、「不足している」が13社、「今後不足の見込み」が17社で、58.8%の事業者が人手不足に危機感を持っている。…
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平成29年5月29日第3114号3面 掲載