安全衛生DX開発は業界で協力が効率的 建災防・報告書公開

2022.07.01 【安全スタッフ ニュース】
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 建設業労働災害防止協会は、メンタルヘルス対策とICT活用による労働災害防止対策に関する総合的な知見を取りまとめ、具体的な解決方法と将来的な展望を示した「建設業における労働安全衛生管理DXの方向性に関する円卓会議報告書」をウェブで公開した。安全衛生DX(デジタルトランスフォーメーション)の開発について、業界全体で協力していくことが効率的としている。

 報告書では、ヒヤリハットを事故や災害に至らなかった理由や回避できた能力から分析する「新ヒヤリハット報告」という新様式の導入例や、モバイルアプリケーション化した「ヒヤリポ」(戸田建設㈱との共同開発)について解説。今後の検討では、安全衛生DXの開発を業界全体で連携・協調していくことがコスト的にも品質的にも効率的と結論付けている。

2022年7月1日第2405号 掲載
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