技能実習生 時給500円で働かせる 最賃割れで縫製業送検 岐阜労基署
2022.06.30
【労働新聞 ニュース】
口裏合わせ隠蔽画策
岐阜労働基準監督署(大谷徹署長)は、中国人技能実習生13人の基本給を月額9万円(時給約500円)とし、最低賃金を上回る額を支払わなかったとして、縫製業のA社とB社、両社の代表取締役である夫婦の計2法人2人を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで岐阜地検に書類送検した。過去に臨検した際は、賃金台帳を改ざんし、実習生に口裏を合わせるよう指示していた。同労基署によると、同県の縫製業では同様の違反が頻発しているが、証拠隠滅が横行し、摘発が難航している。強制捜査や逮捕も辞さず、厳正に処罰していくとした。…
【令和4年6月10日送検】
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和4年7月4日第3359号4面 掲載