「立ち入り必要な作業」特定 トンネル切羽で安全指針 ガイドライン改正を要望へ 日建連

2022.07.12 【安全スタッフ ニュース】
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 日本建設業連合会と日本トンネル専門工事業協会は、「トンネル切羽範囲内立入作業における安全対策指針」を取りまとめた。厚生労働省のガイドラインでは特定されていない「切羽への立ち入りが真に必要な作業」を洗い出し、「穿孔・装薬作業における切羽の点検」など8つに分類。安全対策として、すべての支保パターンで鏡吹付けを行うとともに、バックプロテクターを着用すべきとした。切羽監視責任者は、作業区域への関係者以外を立入禁止とし、その範囲を明示すると同時に、警報装置を携帯しなければならないとしている。関係行政機関への要望では、厚労省にはガイドライン改正、国土交通省には安全対策経費の適正な見積もりに向けた検討を求めた。

 今回作成された安全指針は、日建連の安全委員会に設置した「トンネル切羽立入判断基準策定専門部会」が、…

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2022年7月15日第2406号 掲載
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