死傷者数が前年比増 28年の労働災害実態 厚労省
2017.06.07
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省がまとめた平成28年の労働災害発生状況によると、死亡災害は2年連続で減少したものの、死傷災害は前年を上回り、第12次労働災害防止計画の目標達成には今後「相当の取組み」が必要としている。
28年の労働災害による死亡者数は928人で、前年の972人に比べ44人(4.5%)減少となり、2年連続で過去最少だった。これに対し死傷者数(死亡と休業4日以上)は11万7910人で、前年の11万6311人に比べ1599人(1.4%)増加した。…
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平成29年6月5日第3115号1面 掲載