技能実習の講習 短縮特例は継続 入管庁
2022.07.19
【労働新聞 ニュース】
出入国在留管理庁は、7月末までを期限に、第1号技能実習の入国後講習の時間数を一定の要件で短縮していた特例を、当分の間継続すると決めた。同特例は新型コロナウイルス感染拡大を受けた対応で、技能実習生が国外で45日以上かつ240時間以上の入国前講習を受けた場合、入国後講習の総時間数を第1号技能実習予定時間全体の24分の1以上にできるとしていた。
入国前講習の過去6カ月要件を緩和する特例は7月末で終了する。新型コロナの状況を考慮してやむを得ないと認められる場合は、令和元年8月1日以降に受けた講習であれば、短縮の要件となる入国前講習として扱うとしていた。
令和4年7月18日第3361号2面 掲載