熱中症対策を確認 新庁舎建設現場でパト 神奈川労働局
2022.07.20
【労働新聞 ニュース】
神奈川労働局(西村斗利局長=写真右)は6月29日、全国安全週間に向けた労働災害防止対策の一環として、戸田建設㈱横浜支店による横浜地方合同庁舎(仮称)の新築工事現場をパトロールした。ウェアラブルデバイスを用いた熱中症対策などについて説明を受けた後、実際の現場を視察している。
同社は作業員のヘルメットに脈拍や活動量などを測るセンサーを装着し、熱中症の危険性が高い者がいれば、管理者にアラートが届く仕組みを採用している。西村局長は「熱中症患者は1人にせず、すぐに病院に運ぶことが大事」として、引き続き安全対策に励んでほしいと話した。
令和4年7月18日第3361号4面 掲載