【特集2】「運転者目線」で体感KY クレーンの作業半径 空撮写真に示す 東京都技術会議が新たに43例掲載

2022.07.26 【安全スタッフ 特集】
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 東京都が設置する東京都技術会議では、内部部局横断的な工事災害防止の一環として、さまざまな現場の優良事例の共有を進めている。今年3月には新たに43事例を追加してさらなる充実を図っている。運転席から作業員が見えない事実を写真で見せる「事故者目線」による「体感KY活動」や、クレーンの作業半径をマーキングした空撮写真を示して注意喚起する見える化などの事例をウェブ上に掲載した。工事の受注者などを対して広く情報発信していく。

運転席から作業員が見えない

 東京都技術会議は、東京都の局長級の技術系職員で構成される会議。2019年から局横断的な工事災害防止に取り組む一環として、「工事災害防止に向けた優良事例集」を作成・公開している。より安全で働きやすい労働環境づくりに向け、各局の工事現場の優良事例を取りまとめたものだ。

 近年の働き方改革の進展などの動向を踏まえ、発注者としても安全で働きやすい環境づくりを推進することが必要との認識から、優良事例の共有を積極的に行っているという。

 今回新たに追加された優良事例の一部を紹介する。

 安全教育の分野では、…

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2022年8月1日第2407号 掲載
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