【今週の視点】固定残業代 減額時は労働者の同意を 東京高裁が一審覆す
2022.07.27
【労働新聞 今週の視点】
実労働時間で支払っても
賃金減額の違法性などが争点となった裁判で、東京高等裁判所は固定残業代の減額を適法とした一審判決を変更し、労働者の同意に基づかない減額は違法と判断した(本紙7月18日号2面参照)。一審は実労働時間に応じた支払いへの変更に労働者の同意は不要としていたが、同高裁は時間外労働が少ないなどの理由で「自由に減額できる性質のものではない」としている。判決のポイントを確認したい。…
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令和4年7月25日第3362号7面 掲載