【フォーカス】楯の川酒造/若手4人が新酒造りに挑戦 全工程任せ商品化へ
2022.07.21
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
夢叶えて多能工育てる
楯の川酒造㈱(山形県酒田市、佐藤淳平代表取締役、67人=パート含む)は今年、若手有志が新商品開発に挑む「チャレンジボトル制度」に取り組んだ。名乗りを上げた製造部所属の4人が、半年にわたって企画、製造、販売計画立案までの作業を経験している。あらゆる作業をこなせる多能工化の育成を目的に始めた施策で、本人たちは「新酒造り」という入社前からの夢を叶え、やる気を大きく高めている。挑戦を見守ったベテランたちにとっても、各工程で自身のキャリアを生かしたアドバイスを送ることにとなり、職場の士気向上につながった。…
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令和4年7月25日第3362号15面 掲載