幹部候補に「自社株報酬」を 企業価値志向高める 経産省・改訂版「企業統治システム指針」
2022.07.28
【労働新聞 ニュース】
中堅層選抜し早期育成
経済産業省は、企業価値を高めるコーポレートガバナンス(企業統治)改革の実践に求められる取組みを示す「コーポレートガバナンスシステムに関する実務指針」を改訂した。新たに次世代の社長・CEOを支える幹部候補人材を育成し、エンゲージメントの向上を図る必要性を強調している。具体策として、中堅層から候補者を確保して早期育成を進めつつ、自社の株式を付与する「自社株報酬」の採用を提言した。企業価値や株価に対する意識を早い段階から高められ、優秀な人材の引留めにもつながるとしている。…
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令和4年8月1日第3363号3面 掲載