【賃金事例】サッポロビール/上長の裁量で昇給に加算 能力・姿勢6項目踏まえ
2022.07.28
【労働新聞 賃金事例】
成長めざし多様な評価運用
サッポロビール㈱(東京都渋谷区、野瀬裕之代表取締役社長)は、複数の評価制度を使い分けて社員の成長を後押しする人事制度を運用している。もっぱら能力・姿勢面をみる「スキルレビュー」では、与えられた課題を解決し、問題点を検証する能力である「完遂・検証力」など6項目を確認する。難易度の高い目標を立てる「ストレッチゴール」については、5~10年後を見据えて挑戦したかを適宜チェックし、スキルレビューと併せて役割等級の昇格判定に用いている。採点結果による機械的な昇給管理は行わず、“部下の成長に向けたモチベーションを高める道具”と考え、上長の裁量で昇給額に100円単位で加算できる仕組みを採用している。…
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令和4年8月1日第3363号8,9面 掲載