【トピックス】全国安全週間 労働局がパトロール 熱中症の予防を強く要請 災害増加傾向へ警鐘鳴らす
2022.08.10
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
全国安全週間準備期間、全国安全週間本週間には各都道府県労働局で局長などによる安全パトロールが実施された。今年は梅雨明けが早く、平均気温も高くなると予想されていることから熱中症に対して警戒感を強めており、積極的に予防対策を講じるよう呼びかけた。パトロールを行った労働局では、現場の「見える化」や熱中症対策の取組みを評価するとともに、労働災害が増加傾向にあることを踏まえ、安全対策の徹底を求めた。
東京労働局 墜落防止の取組み確認 高所作業減らす工法を評価
東京労働局(辻田博局長)は7月15日、清水建設㈱の施工する「潮見イノベーションセンター(仮称)」で安全パトロールを実施した。墜落災害防止を中心に、移動式足場の採用や地上での部材組み立てなどにより高所作業のリスクを減らす工法の工夫や、安全ブロックと墜落制止用器具の使用を徹底する現場の取組みを確認し、熱中症対策や感染症対策について説明を受けた。…
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2022年8月15日第2408号 掲載