7割近くが墜落・転落 一人親方の事故型別で 厚労省検討会
2022.08.11
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省の「個人事業者等に対する安全衛生対策のあり方に関する検討会」は、建設業の一人親方等の死亡災害の実態を把握するため、労働者との比較や事故の型に関する分析を行った。工事の種類別災害発生状況では、労働者の場合、土木工事業および鉄骨・鉄筋コンクリート造家屋建築工事業が半分以上を占めたが、一人親方等では2割弱となっている。事故の型別にみると、労働者は墜落・転落が4割弱だった一方で、一人親方等は7割近くに上っている。
同検討会は、労働者以外の者も含めた業務上の災害防止を図ることを目的に、学識経験者、労使関係者が…
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2022年8月15日第2408号 掲載