熱中症労災死が過去最多に 8月以降の対策強化を要請 埼玉労働局
2022.08.11
【安全スタッフ ニュース】
埼玉労働局(久知良俊二局長)は7月29日、職場での熱中症対策の徹底を、建設業と警備業の関係団体へ要請した。管内では今年、熱中症による死亡災害が過去最多となる3件発生しており、猛暑日が続く8月以降も重点的な対策を行うよう呼びかけた。
久知良局長は、「熱中症は命にかかわる災害だが、適切な対策で予防できる。関係者への周知徹底をお願いしたい」とし、作業場所の暑さ指数に応じた休憩サイクルの変更、気温が高い時間の作業を避ける、水分・塩分の補給や休憩状況の確認、体調不良者を一人きりにせず病院へ搬送するなどの対応を求めた。
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