【フォーカス】CKサンエツ/健康増進へ「夜勤レス」推進 工場長が具体策検討

2022.08.12 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
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新人教育しやすい効果も

 ㈱CKサンエツ(富山県高岡市、釣谷宏行代表取締役社長、1000人=正社員928人)では、「夜勤レス」を標榜して3交替勤務の撤廃に取り組んでいる。労働環境改善を図ることで、社員の健康増進や人材獲得力強化を狙った。工場長10人には、「どうすれば夜勤がなくなるか」の改善策を考案してもらい、他の工場と比べて顕著に削減できた場合は、年俸増や栄転で報いている。全社員が日勤となったことで、新入社員への教育が進めやすくなったほか、終業時間後に社内で開くゼミナールへ参加しやすくなる効果もみられた。生産性が高まったことで業績も右肩上がりで伸びており、賞与支給額の増加や休憩室の整備に結び付いている。…

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令和4年8月15日第3365号15面 掲載
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