顧客による迷惑行為追加 厚労省検討会 精神障害の労災認定で

2022.08.29 【安全スタッフ ニュース】
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感染症リスク高い業務も

 厚生労働省は、業務による心理的負荷評価表に「顧客や取引先、施設利用者等から(著しい)迷惑行為を受けた」というカスタマーハラスメントに関する項目、「感染症等の病気や事故の危険性が高い業務に従事した」という新型コロナウイルス感染症に関する項目を追加する方向で検討を進めている。負荷の強度はそれぞれ「Ⅱ」と位置付ける考えだ。「迷惑行為」の内容については「暴行、脅迫、暴言、著しく不当な要求等」を示している。近年、精神障害に関する労災請求件数が過去最多を更新するなど、今後も増加が見込まれる状況にあるとして、審査のより一層の迅速化・効率化を図る狙いがある。

 業務による心理的負荷を原因とする精神障害に関しては、…

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2022年9月1日第2409号 掲載
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