計画4年目は死傷者大幅増 厚労省・13次防
2022.08.30
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、第13次労働災害防止計画の4年目に当たる2021年の実績を取りまとめた。死亡災害については、17年と比較して22年までに15%以上減少をめざしているが、目標値(22年)の831人以下に対して21年実績は17年比11.3%減の867人となった。
17年比で5%以上の減少(22年に11万4437人以下)をめざす死傷災害の21年実績は、17年比24.5%増の14万9918人。新型コロナウイルス関連を除いても、13万586人に上る。
実施率80%以上を目標に掲げるメンタルヘルス対策は、59.2%に留まった。
令和4年8月29日第3366号1面 掲載