実習生の労災で送検 安全装置釘刺し無効に 福岡中央労基署
2022.08.31
【労働新聞 ニュース】
福岡中央労働基準監督署(石川誠署長)は、ロングスパン工事用エレベーターの安全装置の調整を怠ったとして、建設業者と同社所長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。同社が元請である工事現場で、1次下請のベトナム人技能実習生が頭蓋骨陥没などのけがを負う労働災害が発生している。
労災は昨年9月、同市の新築工事現場で起こった。建物の8階付近にあったエレベーターの搬器から…
【令和3年8月8日送検】
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令和4年8月29日第3366号4面 掲載