労働関係訴訟は大幅な減少 コロナが一段落か 最高裁・3年司法統計
2022.09.01
【労働新聞 ニュース】
労働審判も平年並みに
最高裁判所事務総局は令和3年の司法統計をまとめた。それによると、労働関係の第一審訴訟の新規受付件数は3645件で、前年の3960件から315件減の大幅な落ち込みとなった(図)。労働審判も3609件と、制度創設以来過去最高を記録した前年に比べ、平年並みの水準に戻っている。新型コロナウイルス感染拡大による訴訟増加は一段落したとみられる。一方、処理件数は第一審訴訟が3854件(前年2973件)、労働審判が3848件(同3755件)と、ともに増加している。
3年に全国の地方裁判所が新規に受け付けた労働関係訴訟は…
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令和4年9月5日第3367号2面 掲載