【賃金事例】東洋アルミ/3種の能力評価で昇格判定 基本給は等級別定額制へ
2022.10.06
【労働新聞 賃金事例】
見極めに他部署視点も
東洋アルミニウム㈱(大阪府大阪市、楠本薫代表取締役社長)は今年7月、マネジメント職系、高度専門職系および総合職系の社員に対して、合計3つの能力評価に基づいて昇降格の判定を行う新人事制度を導入した。年功序列的だった運用からの脱却をめざし、年齢や経験年数にかかわらず自ら昇格審査を申請する形式を採用している。判定に際しては、他部署の管理職層の人材が「アセッサー」となり、本人・上司のほか同僚を交えて面談を行い、多面的に昇格が相応しいかどうかを見極める。月例給は、定期昇給のないシングルレート(等級別定額制)を採用し、賞与については成果反映分を部門業績のみで変動させる。…
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令和4年10月10日第3371号8,9面 掲載