最大積載 2トン以上に義務拡大 昇降設備や保護帽着用 陸災防が提言・荷役の安全対策で
2022.10.13
【安全スタッフ ニュース】
陸上貨物運送事業労働災害防止協会の渡邉健二会長(写真右)は、厚生労働省を訪問し、労働基準局の美濃芳郎安全衛生部長(写真左)に「陸上貨物運送業における荷役作業の安全対策に関する検討会」報告書を手渡した。報告書の提言では、現在最大積載量5トン以上の貨物自動車に義務付けている昇降設備の設置や保護帽の着用などを、2トン以上の貨物自動車にまで拡大することを求めている。また、事業者にテールゲートリフターを使用する者に対する教育を法令上義務付けることなども提案している。
報告書は、陸運業での労働災害が増加傾向にある現状を踏まえ、特に労働災害が多発している荷役作業の労働災害を防止するため、…
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2022年10月15日第2412号 掲載