【フォーカス】クボタ/高評価なら65歳まで昇給も 減額なしで定年延長
2022.10.13
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
55歳以上のカーブ見直す
㈱クボタ(大阪府大阪市、北尾裕一代表取締役社長、単体就業人員=1.2万人)は今年4月、組合員層の定年年齢を65歳に延長した。新たに55歳から適用する昇給テーブルを別に用意し、標準を上回る評価を取る限り65歳まで昇給できる仕組みを整えている。従来は、最低評価でも60歳退職時まで昇給できた一方、再雇用に切り替わる際には6割程度に減じていた。すでに再雇用している人材との間で大きな処遇差付いてしまうため、10年間にわたる段階的な移行を図る。60歳以上の人材に対して、月例給に「調整率」として一定の係数を乗じていく。…
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令和4年10月17日第3372号15面 掲載