健康保険証は6年秋に廃止 政府
2022.10.24
【労働新聞 ニュース】
政府はマイナンバーカードと健康保険証の一体化に向け、健康保険証を令和6年の秋で廃止する方針を決めた。河野太郎デジタル大臣が10月13日の記者会見で意向を明らかにした。
政府が8~9月に実施した調査によると、マイナンバーカードの取得率は64.3%で、1~2月の前回調査に比べ5.4ポイント増加した。そのうち健康保険証としての利用申込みをした割合は43.6%となっている。
カードの取得率は業種によって差がみられる。最も高いのは国家公務員の84.2%、最も低いのは自動車整備業の53.2%だった。取得促進の取組みを実施している企業・団体の割合は16.7%に留まった。
令和4年10月24日第3373号2面 掲載