賃上げ分3%程度要求へ 基本構想まとめる 連合
2022.10.27
【労働新聞 ニュース】
中小の目安は9000円に
連合は10月20日、来年の春季労使交渉の賃上げ要求に関し、ベースアップに相当する賃上げ分として3%程度、定期昇給相当分を含めて5%程度とする「基本構想」を確認した。過去7年間にわたり定昇込みで4%程度の方針としてきたが、物価上昇などを踏まえて28年ぶりに5%という数字を掲げる。賃金実態が把握できない中小組合などに対しては、賃上げ分として9000円、総額では1万3500円を目安に求めるとしている。
定昇分込みで5%以上の目標を掲げるのは、1995年の「5~6%」以来28年ぶり。12月1日の中央委員会で、正式に…
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令和4年10月31日第3374号5面 掲載